編集部によるアイドル楽曲の本格批評
TAMAGETCHU / AFTERS
AFTERSの初MV。基本的に楽曲についてのレビューであってMVの出来は評価しないのだが、今回は初MVという節目でもあるので少し触れておくと、MVもなかなか楽しい感じに仕上がっている。MVも楽曲も若干尖った所がありつつもアイドルソングの基本は外さず、それでいてフックが効いていて非常にキャッチー。
KamataRio · 2026/7/10
スーパードラマチック / demipogune
demipoguneの楽曲の中でも特に勢いを感じる1曲で、ついに来たか、という感想を抱く。エレクトロとファンクが混ざった独特のグルーヴ感を、アイドルがやっているというギャップが際立たせている。個人的にはこういうダンスフロア寄りのアイドル楽曲がもっと評価されてほしい。
KamataRio · 2026/7/6
エレクトロ・ワールド (Perfumeカバー) / f5ve
中田ヤスタカによる原曲の強度を改めて実感させるカバー。アレンジは忠実で、楽曲としての完成度は本家Perfumeに引けを取らない。ボコーダー処理も加えられており電子的な質感への目配りは感じられるが、原曲ほど処理を前面に出さず、それぞれの声の輪郭を残す仕上がりになっている。Perfume版の匿名性・機械性とは異なる方向性であり、比較されることを避けられない宿命の一曲だからこそ、そうした差異化の判断が際立つカバーと言える。
KamataRio · 2026/7/3
踊り子 (村下孝蔵カバー) / 島倉りか
95村下孝蔵の踊り子は言わずと知れた名曲だが、島倉りかのカバーも負けていない。原曲の持つ切なさをきちんと表現しつつ、アレンジも丁寧で聴きやすい。カバーゆえにオリジナリティという点では不利だが、本人の昭和歌謡好きからくる選曲自体が今回も目を引くポイントであり、歌・アレンジともに十分に魅力的な仕上がりだ。
KamataRio · 2026/7/2
絶対運命ごっこ / MAPA
令和のアイドル楽曲史に残したい名作。サウンドの完成度は満点で、イントロから最後まで隙がない。歌詞の世界観も圧倒的で、聴くほどに曲の中に引き込まれていく。大森靖子らしい世界観が存分に発揮された一曲。サウンドと歌詞がこれほど高次元で融合したアイドル楽曲はそう多くないと思う。
KamataRio · 2026/7/2